食べ物には3つの機能があります。もっとも基本的な働きとして、身体をつくったり、エネルギー源としての「栄養補給」の役目を担う一次機能、味や食感を楽しむ「おいしさ」の二次機能、そして、食べ物に含まれる栄養成分が免疫機能を高めるなど「体調調節」の役目をする三次機能です。

例えばリンゴは、一次機能でみればビタミンなどの栄養補給であり、二次機能でみれば甘酸っぱい味と香りを楽しむことであり、三次機能としては、食物繊維のペクチンが腸内環境を整えて便秘などに作用し、またカリウムと助け合ってコレステロールや血圧を下げる働きをする、ということになります。

三次機能は、言いかえれば食べ物の「薬理作用」ですが、民間療法や伝統医療にも古来の知恵として受け継がれてきました。近年になってその機能研究が進み、どの成分がどのような作用をもっているのかが次第にわかるようになり、健康食品やサプリメントの製品開発にも活かされるようになったのです。

老化防止のポリフェノールが多く含まれるということで、赤ワインの消費量がグンと伸びたことも、そうした三次機能の研究成果のひとつの表れでしょう。

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