一言で終わらせてしまうなら副作用はありません。

まずビタミンやミネラルについていうなら、副作用というより、過剰症があります。とくに脂溶性のビタミン(A、D)とミネラルは、摂りすぎると肝臓などにたくわえられるため、過剰症が起こりやすくなります。一日の目安量を参考にしましょう。

厚生労働省が、ビタミン12種類とミネラル8種類については一日の摂取量の上限値、下限値をもうけていますので、目安となるでしょう。

水溶性のビタミンは、摂りすぎると尿中に排泄されるのであまり心配はないのですが、それでも大量に摂っていたり、その人の体質によっては、特徴的な過剰症がみられることもあります。

例えば、ビタミンCでは下痢、あるいは腎臓に障害のある人では腎臓結石や尿路結石のリスクが高まります。またナイアシンでは皮膚に赤い湿疹が出るナイアシンフラッシュなどですが、たいてい摂る量を減らすか、摂取を止めれば元にもどります。

ビタミン・ミネラル以外では、およそ次のような弊害の可能性があります。

プロテイン
・・・
消化吸収力がおとろえている場合は、ガスが出たり、下痢や便秘になることがあります。1回に摂る量を減らしましょう。
EPA・DHA
・・・
青背の魚にアレルギーのある人は、アレルギー反応が出ることがあります。残念ながら、摂取不可です。
ファイバー
・・・
ひどい便秘でファイバーを摂ると、たまっている便と水を含んだファイバーとで、おなかが苦しくなることがあります。便秘が長期にわたっている場合、ファイバーだけでは解決しません。

一方、ハーブはそもそも薬草ですから、前述したようにTPOに応じて摂るのが基本です。また、薬との飲み合わせでいえば、例えばコレステロールを下げる薬のメバロチンに、ナイアシンを併用すると、メバロチンの副作用が強くなる、またビタミンCは血液中の糖の処理能力を高める働きがあるため、インスリンを注射している人がいつもと同量のインスリンを使うと、低血糖を起こす可能性があるなど、深刻なケースもあります。セントジョーンズワートも薬との多用な相互作用が報告されているサプリメントのひとつです。

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